【MBTI】ダイナミクスをスペクトラムとして捉えると・・・・2

前回の続き。

MBTIダイナミクスの心理機能は、スペクトラムのなのか?確率論的な切り替えなのか?
もう一度一個一個、スペクトラムの変化を見てみよう。
まずはE⇔I軸。

INTP:Ti Ne S Fe
ENTP:Ne Ti F Si

「主機能・補助機能間」「第三機能・劣等機能間」にスペクトラム的なアナログ的な隙間が存在しているのかどうか?
というのが主要議論となる。

これは疑わしいと思う。
論拠は「補助機能・第三機能間」の距離が存在していない事と、ダイナミクスの主機能・補助機能の距離の意味の定義の難しさがあるから。
距離の意味を定義するのは、「アナログ的なダイナミクス機能間の注意の配分仮説」のような物を用意しなければならないが、「補助機能・第三機能間」の距離がどうなるかを全くわからない所に問題がある。
現時点ではE⇔I軸に関しては「確率論的な切り替わり仮説」が成立している可能性が高い物と仮説を立てる。
(これも「補助機能・第三機能間」の距離定義ができれば可能性は無くはないと思うが。ちょっとこれの検証までは頭が回らない)

次にP⇔J軸。
INTP:Ti Ne S Fe
INTJ:Ni Te F Se
これもダイナミクスの表現の中にT⇔N軸やS⇔F軸のような物が存在しているかどうかが主要議論となる。
これはE⇔I軸とは違い特定タイプ内の心理機能の入れ替わりの変化ではないので上記とは本質的に違う構造を持っている。
T⇔N軸のような物があると仮定する。
そうするとこれ以外にも次のような次元を考えなければならない。
T⇔F軸
T⇔S軸
F⇔N軸
F⇔S軸
S⇔N軸

T⇔F軸もS⇔N軸も特定タイプ内の入れ替わりではなく、別タイプ間の遷移の話になる。
ここが連続的か離散的かという議論。

・アプローチ1(方程式化してみる)
それぞれの軸に比例定数を立てて方程式を解こうとしても6個の方程式に対して変数が10個になるの解は出ない。
ダイナミクスのモデルを拡張すれば存在しえる可能性はあるとしかいいようがない。

・アプローチ2(注意と無意識というものの次元への考察)
「特定タイプ内のアナログ的なダイナミクス心理機能間の注意の配分仮説」が成立しているのならば同時に「別タイプ間の主機能の注意の配分仮説」は同時に存在しえないという事。
何故ならば注意の配分という定義が「ダイナミクス内部内の距離である」というのと「各タイプのダイナミクス間の距離である」
では同じ心理機能への配分位置が二次元に分散してしまい、総合的な注意配分がどうなっているのかの実態定義が困難になるから。
心理機能への「注意量」と「無意識の働き」は別次元軸であると考えるのが普通だと思うというのが論拠。

・アプローチ3(自分の経験則)

注意の配分としてそもそも(Ti Fi)(Ti Ni)(Ni Si)のような注意配分が同時に存在しているのかどうかという事。
これが無いとしてみる。
例えば(Ni Si)が同時に存在していないというのは違和感がある。
知覚対象を抽象的に捉えるか具体的に捉えるかは明らかに認知機能上スペクトラム的だからだ。

(Ti Fi)が同時に存在していないというのはどうだろうか?
判断TiとFiで同時に存在していない。
これはどうだろうね、意思決定の価値判断対象を意識配分として、両方を考慮するという注意配分はあると言えばある気がするし離散的だといえばそのような気がする。

(Ti Ni)が同時に存在していないと仮定する。
これもある気がするし無い気がする。

・アプローチ4(四軸の内、二軸変化をしなければ中庸な注意ができない心理機能の存在)
(Ti Te)(Fi Fe)(Si Se)(Ni Ne)の注意配分がグレーな状態を考えてみる。
これはPJ軸とEI軸の両方がグレーな状態でなければ無理やね。
感覚的には両方同時に知覚しているというのはある気がするし無い気もする。
でも、この変化が一番怪しいよね。
実はPJ軸そのものが本質的に確率論的な軸な可能性もあるのかもしれない。
逆に言えば上記4つのどれか一つへの注意配分のバランスがよければパーソナリティ的にPJ軸EI軸が中庸になるという事を示唆しているわけで。
実は心の健康を保つ上で最も重要な組み合わせなのかもしれない。

・アプローチ5(究極の中庸は存在しえるのか?)
究極的に言えば究極の中庸。
Ti Te Fi Fe Si Se Ni Neの全機能に対して、注意を同時に八等分できるのか?
という仮定をすると無理だろと思ってしまう。
そういう考え方をするとやはり、どこかに離散的な軸が隠れているのではと思ってしまう部分もある。

それがあるとするのならば、恐らくSN軸以外のどれかだろう。
ダイナミクスの構造変化だけで考えるのならばEI軸とPJ軸が怪しいといえるのではないか?

現時点での結論
EI軸変化に基づいたダイナミクス内部間の軸に関しては注意量ではなく無意識の使い方の配列を単に表したにすぎない
EI軸に関してはまだ扱いが難しい。
ダイナミクス内部の配列の交換的な視点で見るのならば離散的と見るのが自然だが他タイプとのスペクトラムな視点。
例えばTi⇒Neに変化をするのはダイナミクス内部の交換ではなく単純に他タイプとのダイナミクスの中庸状態が存在しているだけという見方もできる。

次の仮説を今のところ有力としたい。
(Ti⇔Fi)(Te⇔Fe)(Si⇔Ni)(Se⇔Ne)の変化する過程は連続的である。
ダイナミクス上複雑な変化をもたらす他の機能同士の交換は非連続で確率論的である。

この仮説を元に、ダイナミクスをもう一度議論すると面白い世界が見えてくるのかもしれない。
例えば主機能が(Ti⇔Fi)のグレーな注意配分変化をしている時に補助機能以下がどうなるかとかね。

もちろんこの仮説が偽である場合、他のモデルが成立していた時のダイナミクス構造を可視化するのもそれはそれで面白い。

今回はまぁ、まだまだ本質には遠いかもしれないが、MBTIに対する注意の配分という側面構造がどうなっているのか少し明らかになったのはよかったと思う。

【MBTI】ダイナミクスをスペクトラムとして捉えると・・・・

今回のテーマは、基本4軸とダイナミクスとそのスペクトラム。
MBTIを最も分かりにくくさせているのは、INTPはこういう性格だ!みたいな分かりやすいステレオタイプの説明よりもむしろ、各タイプ間のあやふやな状態の構造がどうなっているかだと思う。
だから、INTPはこうだ!ESFJはこうだ!という説明でなく、「俺って外向か内向かよくわからないんだよね~」みたいな所の心理機能的なわかりにくい部分を明確化させる事にあると思う。

例えば心理テストで

(30%)E⇔I(70%)
(10%)S⇔N(90%)
(60%)T⇔F(40%)
(80%)P⇔J(20%)

などという数字が出た時にダイナミクス的にどうなっているのかを考えてみたい。
上記だとINTPに分類される。
Ti Ne S Fe
ですね。

でもNが90%なので極めてNが強いのに、Neは補助機能ですね。
これをどう解釈するか。

心理テストから、おおよその意識配分が基本四軸に沿って近似的に定量化されたというのは事実だと思う。
補助機能なのでNはサブ的にしか使っていないはずなのに90%とか何かおかしいじゃないか!っていう意見

判断軸の移動を考える(60%)T⇔F(40%)
Ti Ne S Fe⇒Fi Ne S Te

判断軸はTとFで比較的バランスのとれた数値。
これは内向的判断が主機能という見方ができる。
自分の感情と思考の両方を配慮しているが、自分の判断の色が濃いという事には変わりはない。

知覚軸の移動を考える(10%)S⇔N(90%)
Ti Ne S Fe⇒Ti Se N Fe

知覚軸は90%直感。
比較的バランスの取れた判断の根拠に直感の知覚を圧倒的に使っている。
「直感が90%なのにNが補助機能なのはおかしい」って理屈は知覚機能の変化がダイナミクス上でのどのように変化をするのかという議論が抜けているので的外れという事ですね。

考えるべきは心理テストで出た四軸が比較的(50%vs50%)に近い時、上記のようなダイナミクス上の軸の移動がどうなっているのかを考えるという事が大事なのだと思います。

そういう意味でスペクトラム的な理解に対する考察をすると、MBTIという物の本質がより明らかになっていくと思っております。
実は理解にかなり多次元的な見方が必要な代物という事ですね。

例えばPJ軸が(50%vs50%)に近い時はどうなるのだろう?
(TN)i (NT)e
主機能と補助機能の外向内向が固定されている。
PJがニュートラルに近いという事は内向外向軸の固定化状態の中で知覚判断をバランスよく行っているという事になりますね。
これはでも面白いですね。
(100%vs0%)みたいな極端な状態でなければTiの背後では必ずNiが幾分か動いているって事ですもん。
そうすると前の記事で少し考察した
主機能Ti 補助機能Niのような並びは可能なのか?(Te Neも同様ですね)
という問いかけは本質的にズレていたのかもしれない。
(100%vs0%)みたいな状況でない限り全ての人は
自分のタイプのダイナミクス的な心理機能以外も自然と使っているという事ですね。

(P80%vs20%J)のINTP(Ti Ne S Fe)がいたとして、20%分のJが存在する以上INTJ(Ni Te F Se)のダイナミクスも使っているのか?っていう。
つまり意識配分に幾分かNi的な注意と知覚に成功している時は補助機能以下の特徴も入れ替わっているのか?
という疑問が残る。
もしもこの仮説が正しいのならば、そもそも補助機能以下は全て無意識化で自動で決まっているという事になる。
単純にINTP型はTiに最も意識を向けて、次にNeに意識を向けて、次にSに意識を向けて、最後にFe・・・・
みたいな意識配分をしていると考えるのはそもそもおかしいのかもしれない。
Tiに意識を向けているけど少しNeに意識を向けてTiを補助している
のではなく、Tiに意識を向けているけど、Neに意識を向けた瞬間に内面のダイナミクスは
Ne Ti F Si
の構造が働いてしまっているのではないかという仮説。
これが、今まで私がMBTIダイナミクスの理解を根本的に勘違いしているかもしれない論拠。
インザグリップで補助機能不全になるのは全て無意識化で起こっている事なのに、補助機能に意識を向ければ、インザグリップが解消されるんじゃない?
みたいな言い方をしていたのはズレていたのかもしれない。
いや、補助機能に意識を向ければダイナミクス上INTP⇒ENTPになるわけで、そこの切り替えが上手く行ければバランスが取れるようになるという理屈は依然成立しているとは思うが。
Ti TeとかNi Siとかが連続で主機能補助機能として並ばないのは何故かみたいな考察もしたが、上記の仮説が成立しているのならば、これもそもそも的が外れていたのかもしれない。
「今まさにその場で意識をしている物が主機能になっている」のであれば、NiからSiに意識配分を変えれば主機能とダイナミクスの構造が入れ替わっているだけなのかもしれない。(Ni Siの並びだとストレスフルになるからって仮説を以前に立てたが)

じゃぁインザグリップの補助機能の機能不全の実態って何なのよって話になる。
「ストレス化で主機能に意識配分が過剰になって補助機能に意識を向けられなくなっている」のではなく「ストレス化で主機能に意識配分が過剰になって補助機能が無意識上で誤動作を起こしている」と表現を変えなければならなくなる。

つまり
(30%)E⇔I(70%)
(10%)S⇔N(90%)
(60%)T⇔F(40%)
(80%)P⇔J(20%)
のような並びがMBTI心理テストで得られたら、単純にここからINTPなんだと解釈するのではなく、Te Ti Fe Fi Se Si Ne Niの意識配分がどこに向かう時間帯が長くなる確率が高くなるのか?という見方をした方が正確な可能性もある。
ここで最初に言及したスペクトラム的な捉え方を一歩進めて、スペクトラムを確率論的に捉えるという見方もできるようになる。
(60%)T⇔F(40%)なので思考と感情バランスが良いので主機能は判断TiとFiの両方なのよ、ではなく、60%の確率で主機能思考判断のダイナミクスになり、40%の確率で主機能感情判断のダイナミクスになるという捉え方。
これだと、確率論的ダイナミクス構造という表現ができるようになると思う。

精神的なバランスが取れている時のMBTI心理テストの結果は参考程度にしかならない、というのは分かる気がする。

そうするとやはりインザグリップを基準にタイプ選定をしたほうがわかりやすい。
何故ならば、インザグリップ状態の時こそ、主機能への過剰依存によるストレス対処の癖がでるので確率論的スペクトラム上極端な構造になりやすいから。

自分自身の精神バランスが取れている時にMBTIの心理テストを受けるより、ストレス化で追い詰められている時にMBTIを受けた方が、本質的なタイプが判明しやすいという事になるんだと思う。

だからといって安定期に出た結果も心理機能のスペクトラム的な使い方の傾向としては、本当にそういう使い方をしているのだとも思う。

かなり分かりにくい文章だと思うので言いたいことだけ最後にまとめ。
Te Ti Fe Fi Se Si Ne Ni
のそれぞれの機能の注意の向け方の本質の話が論点。
例えばTiとFiのどちらが主機能か曖昧な時、内界の思考と感情の知覚は同時に起こっているのか?
それとも、実はデジタルな物で切り替わっているのか?
っていう事。
デジタルで切り替わっているのならば、単なるTi⇔Fiのスペクトラムと捉えるのではなく、確率論的なダイナミクスの心理機能の切り替わりが内面で起こっている可能性が高いのではないか?という事がこの記事では言いたい

【MBTI】知覚(P)判断(J)軸の移動とダイナミクス

PJ軸移動について考察してみたい

基本的にPJ軸は知覚Pと判断Jの移動だ。
これが意味するのは、主機能か補助機能の外向に知覚Pが含まれるか判断Jが含まれるかの違いとなる。

例えば
INTPとINTJ
INTP:Ti Ne S Fe (知覚Pを持つために補助機能の外向が知覚機能Nとなる)
INTJ:Ni Te F Se (判断Jを持つために補助機能の外向が判断機能Tとなる)

ESTPとESTJ
ESTP:Se Ti F Ni (知覚Pを持つために補助機能の外向が知覚機能Sとなる)
ESTJ:Te Si N Fi (判断Jを持つために補助機能の外向が判断機能Tとなる)

面白いですね。
ダイナミクス的変化の最も大きい軸がこのPとJの移動だと思われます。
JユーザーがTe Fe Si Ni
PユーザーがTi Fi Se Ne
で主機能・補助機能が構成されているという事になります。

もう少し変化がわかりやすく分解してやる。
i e
INTP:T N
INTJ:N T
どうだろうか?
だいぶ見やすくなったのではないか?
PJ軸のダイナミクス的な意味づけは「判断⇔知覚」の変化軸。

Pユーザーが自分の判断に意識が向いている人たち。外界の知覚に意識を向ける人たち。
Jユーザーが外界の判断に意識が向いている人たち。内界の知覚に意識を向ける人たち。
基本的にJユーザーが組織向きでPユーザーが個人プレーヤーというのは上記から良くわかる。
面白い示唆は
Pユーザーが情報収集の根拠を外界に依存
Jユーザーが情報収集の根拠を内界に依存
という所。
自分自身の記憶の構成をよく知っている人間は組織向きにになるっていう事。
逆に言えば自分の記憶に意識を向ける癖をつければ判断の根拠が自動で外界になるというのは極めて面白い示唆だ。
説明がしがたい仮説現象ですよね。
例えば主機能Si、補助機能Fiのような並びはあり得ないのか?
自分自身の記憶を根拠に自分自身の価値観で物事を判断するという人間。
何故、そのような物が定義されていないのか?
上記の場合だと主機能、補助機能の両方が内向しているので外の判断知覚がほとんどないという事になる。
例えば極端なIを持つ型だと、ほとんど外界に意識が向かず、判断知覚が自分の内界になるというのはありえる気がしないでもない。
でもそれって凄い不健全なのはなんとなく想像できる。
自分の心の世界で起こっている事だけに依存して判断知覚をしているという事。
ようは、その注意の向け方ではバランスの取れたパーソナリティを維持するのが難しいという仮説が立つのではないか?

内向の度合いが強ければつよいほど、外界の何かを認識しないと認識のバランスが取れずにストレスフルになるというのはどうだろう?
Ti Teのように自分の判断に固執している人がそれで外界の判断を取り入れる事もストレスフルになる事は想像に難しくない。
だから、外界との接点を持つ手段として補助機能の注意の向け方があると思えば、統合的なバランスがとれるようになるというのはある程度理が通るようになる。
Tiときたら知覚を外向させなければ、ストレスフルな状態に陥ってしまうという事。
ストレスフルな状態になれば視野が狭くなってインザグリップになる。

逆にFe Seみたいな順番も考えてみよう。
外界の感情に意識配分を向けていて知覚も外界でやる。
意識が外にしか向かなければ多分人は自己コントロールを失う。
それでは破綻をしまう。
だから、自分の内側に目線を向けなければならない。
その時にFe Fiのような意識の向け方をしてしまうと、個人と集団の判断基準を同時に満たさなければならないのはストレスフルでバランスを取りにくい。
結果としてFeときたら内界の記憶に意識を向けるしかなくなる。

主機能と補助機能の順番はその人のパーソナリティを安定させる為のバランスの為の配分なのだと。

例えば重症な自閉の子を考えると、あまりにもiが強すぎてTi Niのような順番もありえなくはないが、それは不自然で生きていく事が難しくなってしまう。
これにより自分の主機能の使い方にあった補助機能の使い方の習得に失敗をして恒常的なインザグリップから抜け出せなくなった。
っていう見方もできなくもない。

そういう意味で知覚P判断JとMBTIダイナミクスの並びが示唆するものは非常に興味深い物がある。

主機能と補助機能の並びの法則は心理的なバランスの取れたパーソナリティを実現する為のものという仮説は理が通っているのではないか?

【MBTI】インザグリップ理論と外向内向軸

インザグリップ理論の基本は補助機能の機能不全で主機能の過剰依存が起こり、劣等機能が暴発するというもの。

例えば
ENTPとINTP
INTP:Ti Ne S Fe
ENTP:Ne Ti F Si

で比較してみる。
見て頂ければわかる通り、主機能と補助機能の入れ替わりが起こっていますね。
ようはこの外向内向軸のバランスが良ければ、インザグリップという名の不調状態に陥りにくい人間になるのではないか?という仮説。
ようは精神的な安定度の高い人間は外向内向の視点の切り替えが一番上手い人間が該当するのではないか?っていう仮説
知覚と判断のバランスを保てるって事なのだがら。

反論として躁うつ病のようなのは内向外向の切り替えが上手いじゃんってあるかもしれない。
躁うつ病は判断機能の機能不全とNeの過剰によるSiの暴発が実態で、知覚と判断のバランスが欠けているから病的な内向外向の切り替えになってしまっているわけなので。

なるほど人の精神のバランスを保つにはとにもかくにも知覚と判断のバランスが良ければなしえる可能性が高いと。
その為に内向外向軸をいかに中庸に維持するかってのは大事だと思いますね。

【MBTI】ISFPとマインドフルネスとインザグリップ理論から考える効果的な一般瞑想性理論の発案

マインドフルネス。
内観によって現在の自分の五感情報や感情に意識を向けさせる瞑想法。
これはMBTI心理機能の移動を試みるという事に他ならないと思われる。

「内観」「感情」「現在の五感」という特徴から

ISFP型⇔Fi Se N Te

の機能状態に遷移を試みる物だと思う。
スティーブジョブズ(ENTJ⇔Te Ni S Fi)がやっていた事で有名ですな。
ジョブズは自分と逆機能の状態を作るためにやっていたのならば、自分の弱点をよく理解をしていたが故にマインドフルネスの有効性を理解していたのか?

ISFP≒マインドフルネス状態

と単純な仮定をするのには違和感がある。
というのもISFPにも心の罠の理論であるインザグリップが存在するからだ。
安定状態のISFP≒マインドフルネス状態
と仮定するのがよいか。

という事はこういう考え方はできないだろうか?
「マインドフルネスを司るISFP以外にも効果的な瞑想がある」

ISFPのインザグリップは、自分の感情Fiに振り回されている状態とするのならば、少し距離を置いて感情を解釈しないで外から見つめてやる
と同時に五感情報をセンシティブに感じると、バランスの取れた状態になるというのは理解できる。

それの対の例として私を例に出すと、インザグリップのINTP的な状態だとTiの無限ループの固執から逃れられなくなる。
ただ単に、思考の雑念に対して解釈をしない観察的な態度をとり、外部への知覚に意識的にアンテナを張ると、確かにTiに振り回されていた自分が落ち着く。

内観的なバランスの取れているISFPがマインドフルネスだとするのならば、他タイプ的な別バージョンの瞑想状態があっていいのではないかと思う。
イメージとしてはしては下のような感じ。

ISFP:FiとSeのありのままの観察を徹底して、「Fi Se N Te」のバランスの回復をする瞑想
INFP:FiとNeのありのままの観察を徹底して、「Fi Ne S Te」のバランスの回復をする瞑想
INTP:TiとNeのありのままの観察を徹底して、「Ti Ne S Fe」のバランスの回復をする瞑想
ISTP:TiとSeのありのままの観察を徹底して、「Ti Se N Fe」のバランスの回復をする瞑想

実際、「INTP:Ti Ne S Fe」の私が今、Tiへの固執を客観視してNe的な健全なアンテナの貼り方を意識すると精神的な安定とバランスが取れる事は事実で。
それぞれ独自の瞑想法としてあっていいんじゃないかとすら思う。

一応名前つけとくかな(一応アイデア著作権にしとくw)
マインドフルネス→TATH-ISFP瞑想
TATH-INFP瞑想
TATH-ISTP瞑想
TATH-INTP瞑想

主機能内向知覚型に関してもそれぞれの瞑想を定義できるか

ISFJ:SiとFeのありのままの観察を徹底して、「Si Fe T Ne」のバランスの回復をする瞑想
INFJ:NiとFeのありのままの観察を徹底して、「Ni Fe T Se」のバランスの回復をする瞑想
INTJ:NiとTeのありのままの観察を徹底して、「Ni Te F Se」のバランスの回復をする瞑想
ISTJ:SiとTeのありのままの観察を徹底して、「Si Te F Ne」のバランスの回復をする瞑想

どうだろうか?
INTJの例で言うのならば、Niによる自分が持っている概念(スキーマ)の知覚に過剰に囚われている状態をありのままに見つめる。
と、同時に社会の論理を権力構造や利害関係の力学Teなどにアンテナを張る。
ISFJでいうのならば過去の経験記憶Siに固執している自分をありのまま見て、周囲の人々の感情Feにアンテナを張る。

少なくとも、それぞれの内界でのバランスの取り方があってもおかしくないのではないと思う。
実際問題、補助機能に正常に目線が行くようになれば過剰に内向で囚われていた部分と外界で起こっている事への認識のバランスがとれるので安定に繋がるというのはあると思う。

これらも一応名前つけとこう(一応アイデア著作権にしとくw)
TATH-ISFJ瞑想
TATH-INFJ瞑想
TATH-ISTJ瞑想
TATH-INTJ瞑想

外向型に関しても一般化できるかな?

ESFJ:FeとSiのありのままの観察を徹底して、「Fe Si N Ti」のバランスの回復をする瞑想
ENFJ:FeとNiのありのままの観察を徹底して、「Fe Ni S Ti」のバランスの回復をする瞑想
ENTJ:TeとNiのありのままの観察を徹底して、「Te Ni S Fi」のバランスの回復をする瞑想
ESTJ:TeとSiのありのままの観察を徹底して、「Te Si N Fi」のバランスの回復をする瞑想

自分が外向型の性質が薄いので、どうしても想像になってしまうが、
ENTJだとTe的な社会の論理的な正しさに固執していてNi的な自己概念群(スキーマ)の知覚がおざなりになっているので、何を判断しても精度が低い。
空回りな意思決定と自己主張に翻弄されるが、Ni的な自身の概念の知覚にアンテナをはる事で判断の精度が上がりバランスを取り戻せる。

ESFJだと、Fe的な全体論的な博愛主義に固執していて経験による事実の積み重ねSiの知覚がおざなりになっている。
的外れなメサイアコンプレックス的な判断で集団がどうなっているのかが見えていない感情的な調和をお節介に図ろうとする。
そこで的外れなFeを冷静に観察しSi的なアンテナを張る事で、周囲の状況を理解した上での雰囲気のコントロールをしていく事ができるようになる。

これらも一応名前つけとこう(一応アイデア著作権にしとくw)
TATH-ESFJ瞑想
TATH-ENFJ瞑想
TATH-ESTJ瞑想
TATH-ENTJ瞑想

ESFP:SeとFiのありのままの観察を徹底して、「Se Fi T Ni」のバランスの回復をする瞑想
ENFP:NeとFiのありのままの観察を徹底して、「Ne Fi T Si」のバランスの回復をする瞑想
ENTP:NeとTiのありのままの観察を徹底して、「Ne Ti F Si」のバランスの回復をする瞑想
ESTP:SeとTiのありのままの観察を徹底して、「Se Ti F Ni」のバランスの回復をする瞑想

ENTPとかはADHDの代名詞ですね。
外的で概念的な刺激中毒Neになって自分自身の思考Tiに意識が向ける事が困難。
Tiへの知覚がおざなりになっているので、行動に分別を無くすようになっていく。
注意散漫・衝動性・躁鬱系の抑えが効かなくなる。

そこで暴発しているNeを冷静に観察し、Ti的な自分の内的な思考にアンテナを張る事で、自己暴走に対するバランスが取れるようになっていく。

ESFPはSeの暴走により過度に五感情報の刺激を体験するようになる。
自身の感情Fiに対する知覚をおざなりにする。
自分の好き嫌いだとか価値観などの検閲なく、五感刺激中毒になっていくので自分が何をやっているのか見失っていく。
そこで暴発しているSeを冷静に観察し、Fi的な自分の感情や価値観の知覚をする事で無分別な刺激中毒に対するバランスが取れるようになる。

これも名前をつけておきましょう。

これらも一応名前つけとこう(一応名前著作権にしとくw)
TATH-ESFP瞑想
TATH-ENFP瞑想
TATH-ESTP瞑想
TATH-ENTP瞑想

どうだろう、このマインドフルネスに対する一般化した理論は。
ようは自分のインザグリップの癖にあった、瞑想をするのが一番効果的なんじゃないの?っていう理論。

これらを「一般瞑想性理論(一応名前著作権にしとくw)」と命名する事にしました。

インザグリップ状態に苦しんでいる人はマインドフルネスのような他タイプの瞑想をするのはいいのだけれども、自分に合った瞑想をまず優先的に取り入れてみたらどうだろうか?

【MBTI】INFJとINTJの違いの考察

INFJ 主機能:Ni 補助機能:Fe 第三機能:T 劣等機能:Se
INTJ 主機能:Ni 補助機能:Te 第三機能:F 劣等機能:Se

この二つ。
似てる。
主機能と劣等機能が同じ。
私はINFJ的な要素は薄いのでINFJらしき人を観察した結果を考察してみる。

両方とも主機能Niなので、マインドマップとか大好き。
良くも悪くも自分の観念の世界に生きる人です。

当然、Nなので現実との差分を埋めようとする。
その時のアプローチの仕方がINTJとINFJだと大分違う。

両タイプとも自分が持つ概念の構成変化による世界の見え方や多面性を熟知していると思う。
自分の概念構成を理解しているという事は自分自身が目的地点に到達するまでの概念構成の差分の仮説が立っているという事。

概念構成の理想。
例えば、本質的な意味での博愛主義だとか良い意味での理想的な共産主義とかに辿り着くには、どのような人間関係や感情的なアプローチを集団に対してかけていけばいいのかの差分が見えているという事だと思う。

福祉施設や宗教施設のトップはINFJが多いと思われるが、自身の理想を、現実を捻じ曲げてでも対人的な影響力を与えて実現させてしまうパワーがある。
そのパワーとは理想を声高に主張するのではなく、Niで知覚した興味対象の全体構成図、つまり人間関係や集団の在り方、に対して独自の別視点の提供などをして重要な気付きを与えるというアプローチでの影響力に強みがある。
結果として、その集団はINFJの理想に近づいていく。

これはINFJの絶対的な強みだと思うが、これが悪い方向に行くと、悪い意味での対人操作的な側面が見える時がある。

所謂、静かなガスライティング的な手法が見受けられる時だ。
不健全なINFJが追い込まれたりした時にどのような手段をとるのかという一つの考察。

上記の自分自身の観念を現実化してしまう特性を集団や他人の感情操作や記憶の改ざんなどを陰で糸を引きながら、全体の流れのコントロールをしてしまうというINFJを見た。
人の概念記憶(スキーマ)に対する感度が高いので、感情や情報の与え方でどのようなバイアスが集団や個人にかかるかを熟知しているという見方もできる。

そこのコントロールは本人以外には構造の可視化が難しいので、ちょっとした発言や情報や感情の伝達でその集団がどのようなバイアスにかかっていくのかを読んでしまうような所がある。

具体的な方法論としては、相手の柔軟性の為に違う観点を提供する為に優しい問い掛けを投げかるように見せかけて、実は自己利益の為に、相手の記憶の改ざんや現実感覚の麻痺を狙っていたりするやり方だ。
そして集団そのものが記憶の改ざんをと現実感覚のズレが定常化された状態になる。

INFJの宗教団体のトップが本気になって怒った時に、良い人を装って、見えない攻撃ができてしまう。
ENFJとは違い判断機能より前に概念の知覚を徹底させる事により、可視化できない操作の仕方は非常に巧妙かつレベルが高い物となる。
高い確率でNiが導き出す結論に現実を持って行ってしまう。

ここがINFJの人を見て思った事だ。
能力を良い方に使えばいいが悪い方に使えば隠蔽度の高い恐ろしい事が出来てしまう。

INTJに関しては同じ主機能Niを使う。
私がINTJ的な要素を持てるのであれだが、究極のトップダウン思考ですな。

自分の将来の目標に対する拘りと、達成する為の自分の概念(スキーマ)の欠如にアンテナを張り続ける。
目標を達成する為に自分が今どこにいて、どっちに向かっているのか?というのをマインドマップのような概念図を作る事を徹底する。
全ては全体の推定から入る。

目標達成の全体の構造の推定の為の知識の推定から入る。
そこの中でどこがディティールなのか?
自分はどこについてはどこまでは知っているのか?
今、どこのアウトプットが出せないのか?
どこを掘り下げれば出したいアウトプットが出せるようになるのか?
というのを徹底している。

そして、そこに辿り着くまでの全体図を徹底してTe的な外界への仮説検証を繰り返しながら、概念図の精度を上げていく。
例えばテストの場合ならば模擬テストを繰り返しながら、自分自身が持つ、概念記憶の精度を正確に把握しながら修正するという事をする。
例えば事業の成功が目標ならば、実際に構想の推定とのズレが早めわかるように、概念の検証が必要な部分を洗い出して、実際に目の前で上手くいくか試す。
上手くいかない場合は上手くいかない原因を特定する。
システム開発ならば自分が持つ全体の推定の概念図とのズレが現実のシステムのどこにあるのかの仮説検証を続ける。
概念図の精度がある一定水準以上になれば、目標達成への確信となり、全ての判断や行動に絶対的な自信を持てるようになる。

こうやって、実現可能かもわからなかったアイデア・目標を本当に実現させてしまうわけですな。
自分自身の記憶の概念図を正確に把握する事が特徴なので、純粋な自己成長の為の内省が楽しめるわけですよ。
他のタイプだと、人目を気にして努力をするだとかそういう所に陥りやすいのを徹底して自分の自己成長の為だけに奉げられる。
自分の記憶を洗練させた物にさせたいので本当の意味での自己改善の為の反省ができる強みがあるわけですな。

よくENTJとかINTJはストイックって言われるけど、本質は自分の記憶の概念図に対する仮説検証を楽しんでいるんだと思う。

INTJも悪くなればいろいろできちゃうね。
Fe持ちのINFJ同様、Teで集団における自分自身の立ち位置の構造を把握しているので、人間関係上の利害関係がどうなっているのかも把握している。
そこの見えない糸に対して、牽制をしながら、自分の発言権や立ち位置をキープするという事ができる。
集団の力動のような物が見えるので他の人が見えない利害関係そのものを陰で操作できてしまうというか。

その時にINFJのような自分の感情を使った操作はしないかな。
ただ、冷静に集団や人に情報を与えながら、集団や人の概念の変化がどうなっているのかはよく見ていると思う。
だから、自分の世界認識を知識や経験の獲得から操作していけるように、他人の知識や経験も変化の推定を立てながら操れてしまう所はあると思う。
似た部分はやはり多いと感じる。
INTJは他人には見えない概念の繋がりとその差分を使った牽制ゲームには極めて強いというのはあると思う。
INFJが感情に訴える手段を好み、INTJがゲーム的手段を好むの違いかな。

INTJとINFJの主機能はNi、劣等機能はSeで共通しているのでインザグリップも似た物になる。
インザグリップ理論の基本はストレス化において補助機能不全になって主機能だけに意識が過剰集中してしまう事でその裏の劣等機能が不健全な形で顔を出すという物です。

両タイプはNiで自分の概念のメタ認知を行っており、それを判断の根拠として補助機能TeとFeを働かさせています。
先に知覚を優先して判断は後って事ですな。
補助機能不全になるという事は判断による識別を行わずに主機能の知覚だけに永遠と拘っている状態です。
そこの自分の中の概念の知覚Niに意識集中して固執しているのでより劣等機能Seの機能不全が表面化する。

外向感覚機能の表現方法
ESTPとESFPの主機能としての表現

  • 外界の詳細やデータに意識を向ける
  • 五感による、美的な楽しみの探究
  • 外界を体験することそれ自体に喜びを感じる

INTJとINFJの劣等機能としての表現

  • 外界の詳細やデータへの執拗なまでのこだわり
  • 五感による快感の過剰摂取
  • 外界に敵対する態度

参考文献:ジーン・M.クメロウ(2007)『MBTIタイプ入門(タイプとストレス編)第2版』P53 金子書房

・外界の詳細やデータへの執拗なまでのこだわり

頭の中の観念のパターンだけに意識がひたすら向いている状態で他が全く見えていないわけですな。
観念に対する意識の集中があるのに、事実同志の繋がりを把握しろなんて無理。
繋がりが把握不能なわけだから、孤立した事実しか見えなくなってしまうというのはあると思う。
後はやっきになって、自分の直感の正しさを証明したくて、その根拠としての事実の拘りはあるかな。
これはTiに拘ってるINTP的かな・・・?

・五感による快感の過剰摂取
五感が鈍化しているので、どんなに飯を食っても、本質的な意味でおいしいとかそういうのが抜け落ちている。
抜け落ちているので、過食をしてしまうとか。馬鹿みたいにやってしまいますね。
自閉圏とかHSPの特性に感覚過敏とか感覚鈍麻とかよくいうけど、Nの機能不全によるSの暴走という仮説を立てると上手くいくのではないか?

・外界に敵対する態度
これも自閉圏とかHSPとかから説明がつくのではないか?

結局発達障害やHSPは極端なNに偏った認知をしている人の病気だと思うのですよ。
この手の症状の治療の一つの見方としてMBTIのインザグリップの考え方は重要だと思います。
Sの機能不全が原因だから。

どのタイプも主機能と補助機能のバランスを良くする事で認知機能の全体バランスと共にS機能がある程度バランスをもって動作するようになると仮説を立てると上手くいくのではないかい?
だから、外界と内界の判断と知覚のバランス配分を考えて日常生活を送るというのが、本質的な治療の答えになるのではないのか?という仮説。

【MBTI】INTPとINTJの違いの考察

私は基本的にはINTPメインの人間です。
INTPだと生きにくい世の中なので何とか他の型に移動できないか考えました。
最も、気に入っている移動はINTP→INTJの移動です。

意識の配分を変える事でINTPからINTJに変えてやります。
INTPとINTJの何が違うのか?
もう一度機能を見てみましょう。

INTP 主機能:Ti 補助機能:Ne 第三機能:S 劣等機能:Fe
INTJ 主機能:Ni 補助機能:Te 第三機能:F 劣等機能:Se

はい、この二つ。
PとJの違いだけなのに、内面の情報処理の構造は全然違いますね。

TiとNiの違い
Ti:自分自身の思考に対して意識が向いている
Ni:自分自身が持っている概念群(スキーマ)に意識が向いている

INTPだと思考その物に意識が向いてしまっている状態ですね。
思考その物の完全性を証明するために補助機能Neを使って外界の知識を探し求める。
INTJだと思考そのものよりもまず自分がどのような概念を持っているかのパターン認知を徹底している。
補助機能Teは職務遂行だとか社会的な役割の立ち位置に対するセンサーを張るので、Niで得られた自身の概念の構造から、社会的な目的を達成する為に足りない自身の概念を逆算して検出する事ができるのですね。
ここでは概念を知識と具体例を出すとわかりやすいかな?
つまり、外界の目的にそって必要な概念を最短で入手する事ができるので組織向き。
自分の概念そのものに感度が高いという事は、他人の概念に対する感度も高い。
つまり、情報戦による、それぞれの立場における物の見え方の違いを利用した心理ゲームが得意。
概念の獲得を利用した自他の世界の見え方をコントロールしていく能力が高い。
INTJが黒幕・軍師と言われる所以はここにあると。

INTPの場合は社会的な立ち位置に対するセンサーは無いに等しいのでそういう心理ゲームよりも、嘘を代表とする情報不足や誤情報に伴う現実の見え方の本質を暴いていく感じですな。
社会の外から、社会の矛盾を指摘していく。
自分自身を社会の外に置こうとするのでそういう情報戦的な心理ゲームにはなりにくいですな。

他にも、INTJとINTPの違いとして自分の知識の不足に意識が向いているかどうかが出る。
INTJは目的に到達する為に何が足りないかが分かっている。
INTPは仮説を証明するための知識やデータが足りない事は理解しているが、不足分を理解しているというより、無限の不足を理解している感じか。

何か概念的な絵を書く時の違いとしては

INTJは自分のが持っている概念に意識向いているという事なので、マインドマップなどの自分の概念を可視化する事を好む。
INTPは自分の記憶よりも思考の対象そのものの可視化に配分が向かう。

【MBTI】内向型のメタ認知特性と自己変革

これから話す事は、内向型の方にとって自己変革のヒントになることかと思います。

外向型機能:Te(外向的思考) Fe(外向的感情) Se(外向的感覚) Ne(外向的直観)
内向型機能:Ti(内向的思考) Fi(内向的感情) Si(内向的感覚) Ni(内向的直観)

と心理機能は8つある。
このうち内向型の心理機能とメタ認知についての仮説を述べたい。

私のメインはINTP型です。
Tiメインです。
サブとしてINTJ型にも移動できるようにしています。
Niメインですね。
で、内観をしていてて思う仮説。

Tiメインの時は自分の思考に対するメタ認知能力が高い状態。
Tなので、思考の厳密性に対する追求のプロセスをメタ認知しているわけですね。
Niメインの時は認知心理学用語でいうスキーマに対するメタ認知能力が高い状態。
スキーマとはいわゆるトップダウン処理と呼ばれている物。
データ群の記憶を全体論的な視点から概念化したものですね。
例えばいろんな空の視覚情報が大量にインプットされた時に、「空」という概念が全体論的なイメージとしてぼんやりと自分の中で浮かび上がるようになる。
このぼんやりのイメージの構成群をメタ認知している状態。

逆にSiはボトムアップ処理の点データに対するメタ認知だと推測しています。
空の全体論的なイメージではなく、個別の空の認識に対するメタ認知ですね。

Fiは文字通り自分の感情に対するメタ認知ですね。
自分独自の価値観だとか、周囲の感情とは差別化された自分の感情に対するメタ認知が行っている。。
恐らく、健全なFiユーザーはEQが高いと思いますが。

主機能が内向型であれば、自己に対する気づきの能力が高いという事だと思うので、Ti Fi Si Ni間の移動は比較的自分のコントロールの範囲化でできると考える。

問題は主機能が外向型の時で、そもそも意識が外に向いているのが定常化しているので、自分をコントロールしようという発想にはなりにくい。

Teは外界の正しさ、社会の論理、組織の論理に意識が集中している。
Feは集団の感情に意識が集中している。
Seは外界の刺激に意識が集中している
Neは外界の概念に意識が集中している。

補助機能と劣等機能の状態によるが、自己に対する気づきが弱い分自分のメイン主機能がそのまま固定化された状態を移動する事は内向型に比べて困難を伴うと思います。
裏返せばパーソナリティが固定化されやすいのでアイデンティティの統一とかではプラスの面があると思いますが(元々この世は外向型が有利な世の中だしね)

内向型はメタ認知に優れているので自己変革に強みがあると思います。つまり主機能が内向型である間は、あらゆる心理機能を使いこなすポテンシャルがあるという見方ができると思います。

内向型は自分が何に意識を向けるのか?に意識を向けてもらいたい。
Ti Fi Si Ni
のどれに意識配分をむけるか。
そして、そこに意識配分を向けるのが自然になるように生活習慣の変化などに自分自身に学習をかけていく。

それができれば、それぞれが主機能の状態を移動する事が可能になる。
やってみるとわかるけど、それぞれの主機能の世界の違いは本当に面白い。

何をメタ認知するか?の選択で、自分自身の能力そのものをコントロールできるという事なのですよ。

【MBTI】タイプ毎のストレス時の反応を説明するインザグリップという概念

MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)における重要な示唆の一つにタイプ毎に陥りやすい罠という物があります。

インザグリップという概念をご存知でしょうか?

簡単に言うとストレス時に各タイプ毎に陥る不健全な反応パターンです。

この概念を知っておくと、自分の正確なタイプ判定にも役立てる事が出来ると思います。

インザグリップ状態になる予兆としては、補助機能の機能不全が起こり主機能だけが使われている状態になってしまう事が挙げられます。

その状態では知覚機能と判断機能のどちらか片方だけがアンバランスに使われている状態で、それが却って当人のバランスを余計に崩壊させていく方向に作用します。

これをきっかけに、劣等機能が不健全な形で表出するようになります。

つまり、意識下にある主機能への過剰な依存が無意識化にある劣等機能へのエネルギーを不健全にため込んで表出してしまうという事ですね。

そうすると、問題が表面化し、その人らしさは失われ、自分か周囲に迷惑がかかる状態になってしまうわけです。

逆に言えば、その人らしさを取り戻すのに最も重要なのは「補助機能」という事になります。

この補助機能の機能不全をどうにかできれば各タイプ特有の心の罠にひっかかりにくくなるという事だと思います。

これって結構凄い事だと思っていて、様々な精神疾患や発達障害も実はインザグリップから説明がつくのではないかと思っております。

私を例にすると、アスペルガー障害としての診断を頂いておりますのでメインタイプはINTPという事になると思います。

INTPの心理機能は次のようになっております。

「主機能:Ti(内向的思考)」「補助機能:Ne(外向的直観)」「第三機能:S(感覚)」「劣等機能:Fe(外向的感情)」

なので社会的な制約などで補助機能のNe(外向的直観)の性質が活きない環境に身を置いてしまうと主機能のTi(内向的思考)での対処に過剰に拘るようになる。つまり、自分自身のロジックに極端に拘る様になるわけで、そこに拘れば拘るほど劣等機能のFe(外向的感情)の制御に失敗する。

つまり社交不安だとか対人過敏だとか共感だとか共有感覚だとか騙されたくないだとか嘘つきの嘘を暴くだとかそういう物への拘りになっていく。

そこに拘れば拘るほど、却って対人的に嫌われて事態が悪化してTi⇔Feループから逃れられなくなる感じですな。

で、このインザグリップ状態に陥っているかどうかの目安は

怒りの発生」「視野の狭さ」「ユーモア感覚の喪失

という3つの特徴が外にでるとのこと。

逆に言えば、この3つが出ているかどうかで今の自分が補助機能不全に陥っているかどうかがわかるという事ですな。

私の例で言うならば、何かやられた事が頭の中に残って、ひたすらそこに拘ってムキになって対立の構造を分析して、相手の嘘を暴く・正しさの証明・戦略の構築の為に永遠と思考がグルグル回り続けていく感じですなぁ。

当然正確な正しさしか認めないのでユーモアの欠片も無いわけです。

この無駄な時間を他の有益な事に使えたらと何度思った事か(笑

わかっていても、そこの制御が効かなくなるのがこのインザグリップ。

この補助機能不全に陥っているのをどうにかする為に運動したり環境を変えたりだとか、我々が普段無意識にやっているようなストレス対策が有効になる。

私の場合、これが結構きつかったりする。

そもそもインザグリップの状態を解消できずに不健全なままを定常化させがちだから「アスペルガー障害」の診断を貰ってしまっているわけで。

運動をした所でどうしても自分の思考の拘りに意識が向いてしまうのですよ。

野球でキャッチボールしてもボールそっちのけで自分の観念思考に意識が固定化されてしまうのですね。

結局拘りの元になっている対人関係の失敗による居場所の喪失をどうにかせんと、運動した所で永遠とそこに意識が強制されてしまうのですよ。

私の場合だとそういう意味で環境の変化が有効だという事ですね。

こんな感じで、劣等機能の勃発が必ずしも悪い事ではなく自身への気づきのきっかけになるというのも良くわかる。

インザグリップは誰しもが陥り、それを拗らせているのが精神疾患や発達障害だとするのならば、障害が特別な物では無い事が見えてくる気がします。

みんなでそれぞれのインザグリップを語り合う事で、インザグリップの本質を明らかにしませんか?

 

参考文献:ジーン・M.クメロウ(2007)『MBTIタイプ入門(タイプとストレス編)第2版』金子書房