【 MBTI】有名な二つの性格検査に関する考察【ビッグファイブ】

MBTIとビッグファイブの関係。

この二つ実はかなり共通した概念だ。

MBTIは上記の四軸が基本になる。

・E外向  / I内向

・S感覚 / N直観

・T思考 / F感情

・J判断的態度 / P知覚的態度

対してビッグファイブは心理学で最も信用性があると言われる性格検査で

「開放性」「勤勉性」「外向性」「協調性」「精神安定性」

の五つの次元で人間の性格を捕えます。

ここでMBTIとビッグファイブを比べてみると

「ビッグファイブの(外向性)」=「MBTIの(E外向  / I内向)」

「ビッグファイブの(開放性)」=「MBTIの(S感覚 / N直観)」

「ビッグファイブの(共感性)」=「MBTIの(T思考 / F感情)」

「ビッグファイブの(勤勉性)」=「MBTIの(J判断的態度 / P知覚的態度)」

という対応関係に不思議と当てはまる事がわかると思います。

ビッグファイブは統計学的な裏付けがあると事なので、ある意味MBTIはビッグファイブの発展形の理論に見えなくもありません。

残りのビッグファイブの「精神安定性」に対応する項目がmbtiには見当たりません。

この「精神安定性」をMBTIに組み込んだ理論もあるようですが、私自身もその視点に賛成です。

ただ、「精神安定性」がMBTIの心理機能にどのような影響を及ぼすかという視点は無い様で、違和感を覚えます。

何故ならばビッグファイブの考え方では

「外向性」→「報酬感受性」と「ポジティブ情動性」の感度

「精神安定性」→「罰回避感受性」と「ネガティブ情動性」の感度

であるからです。

決して内向的だからといってネガティブ情動性が高いわけではないのです。

mbtiの場合は外向性と内向性が入れ替わると、心理機能の配置を法則的に変化させる物でした。

「ポジティブ情動性」の高低で心理機能の配置を変化させるならば、「ネガティブ情動性」の高低で心理機能の配置が変化しないのは違和感を感じます。

ネガティブ情動性とポジティブ情動性をトレードオフに考えるモデルの視点なのか?

それともMBTIの(E外向  / I内向)はビッグファイブの考え方とは違い、注意が内側に向くか外側に向くかの純粋な物なのか?

(当ブログのこれまでの様々な考察は後者を想定)

「ネガティブ情動性」「ポジティブ情動性」「注意の内向」「注意の外向」

この四つの関係性を簡易モデル化できれば答えはでるのかもしれません。