内向型神経質型が無理に外向型に性格を直さなければと思ってしまう事について

内向型が外向型に対してコンプレックスを抱きがちなのは周知の事実です。

ここではどうすれば内向型が外向型に近づけるか考えてみましょう。

ビッグファイブでは外向型の感度はポジティブ情動性の感度だとなっています。

(ネガティブ情動性の感度は神経症傾向という別軸がある為に内向型とは直接関係ないという事になっています。個人的には、神経症傾向と外向内向軸は密接な関係があると思っていますが・・・・)

内向型が外向型に近づく為にはポジティブ情動性の感度を上げればよいという事になります。

言い換えれば脳の「報酬系の回路を活性化」させるという事です。

私の場合だと、今まで無理に「ポジティブシンキングをしなければ」みたいな囚われ方をしがちでした。

ポジティブシンキングそのものを目的としてしまうと、それが義務化されてしまい、かえって「報酬系の回路を活性化」という目的と真逆の思考回路になってしまいがちです。

「報酬系の回路を活性化」にダイレクトに働くのは「欲しい物」を意識し続ける事だと思われます。

理屈の上では「自分が欲している事をだけに認知がフォーカスし、その情報を中心に自分に記憶をさせている時間が長時間になれば報酬系の回路がポジティブフィードバックがかかって強化されていく」という事になります。

投資の言い方で言えば、リスクとリターンのうちの、リターンに関わる情報だけを選択的に記憶させる事ができれば、日常生活の記憶の出力が必然的にリターンに関する情報のみになるという事です。

リターンに関する情報のみを記憶しているので、必然的にポジティブかつ行動的な外向型なるという事です。

個人的にはポジティブ信仰は「外向型>内向型」「無神経>神経質」という価値概念であると思っている為に手放しでそれがいいとは思わないです。

一般的は内向型かつ神経質なタイプは現実的かつ、リスク回避な生き方をしているとされているわけですから。

でもやはり、認知の偏りを是正するという意味で、自分を外向寄りに近づける手段を持っていた方がいいというのはあるとは思っています。

その際、ポジティブシンキングその物を目的化してはいけないという事は内向型・神経質型の人に行っておきたいです。

あくまで、自分にとって報酬になる事に意識を向ける事が大事なのですから。

この順番を間違えてはいけないと思います。

ちなみに、私自身神経症傾向の高い人間なのですが、報酬系回路が活性化されると、やはり体感的にも神経症傾向は下がっていきます。

まぁ、リターンによる快楽しか記憶していなければ、リスクによる損失がかすんで見えるというのは当たり前だと思いますが。

 

 

 

 

【 MBTI】有名な二つの性格検査に関する考察【ビッグファイブ】

MBTIとビッグファイブの関係。

この二つ実はかなり共通した概念だ。

MBTIは上記の四軸が基本になる。

・E外向  / I内向

・S感覚 / N直観

・T思考 / F感情

・J判断的態度 / P知覚的態度

対してビッグファイブは心理学で最も信用性があると言われる性格検査で

「開放性」「勤勉性」「外向性」「協調性」「精神安定性」

の五つの次元で人間の性格を捕えます。

ここでMBTIとビッグファイブを比べてみると

「ビッグファイブの(外向性)」=「MBTIの(E外向  / I内向)」

「ビッグファイブの(開放性)」=「MBTIの(S感覚 / N直観)」

「ビッグファイブの(共感性)」=「MBTIの(T思考 / F感情)」

「ビッグファイブの(勤勉性)」=「MBTIの(J判断的態度 / P知覚的態度)」

という対応関係に不思議と当てはまる事がわかると思います。

ビッグファイブは統計学的な裏付けがあると事なので、ある意味MBTIはビッグファイブの発展形の理論に見えなくもありません。

残りのビッグファイブの「精神安定性」に対応する項目がmbtiには見当たりません。

この「精神安定性」をMBTIに組み込んだ理論もあるようですが、私自身もその視点に賛成です。

ただ、「精神安定性」がMBTIの心理機能にどのような影響を及ぼすかという視点は無い様で、違和感を覚えます。

何故ならばビッグファイブの考え方では

「外向性」→「報酬感受性」と「ポジティブ情動性」の感度

「精神安定性」→「罰回避感受性」と「ネガティブ情動性」の感度

であるからです。

決して内向的だからといってネガティブ情動性が高いわけではないのです。

mbtiの場合は外向性と内向性が入れ替わると、心理機能の配置を法則的に変化させる物でした。

「ポジティブ情動性」の高低で心理機能の配置を変化させるならば、「ネガティブ情動性」の高低で心理機能の配置が変化しないのは違和感を感じます。

ネガティブ情動性とポジティブ情動性をトレードオフに考えるモデルの視点なのか?

それともMBTIの(E外向  / I内向)はビッグファイブの考え方とは違い、注意が内側に向くか外側に向くかの純粋な物なのか?

(当ブログのこれまでの様々な考察は後者を想定)

「ネガティブ情動性」「ポジティブ情動性」「注意の内向」「注意の外向」

この四つの関係性を簡易モデル化できれば答えはでるのかもしれません。